患者さま一人一人にあわせた心と体のリハビリテーションを
自然光あふれるリハビリ室で活気あふれるスタッフが患者さま一人一人にあわせた心と体のリハビリテーションを行います。
スタッフはPT(理学療法士)11名、OT(作業療法士)7名、ST(言語聴覚士)3名、マッサージ師1名、助手1名、管理者1名で構成しています。
当科では、脳梗塞などを中心とした脳血管リハ、骨折や変形性関節症などの整形外科疾患を対象とした運動器リハ、呼吸器疾患を対象とした呼吸器リハ、癌の術後を対象としたがん患者リハを行っています。
なお、平成27年4月からは循環器疾患を対象とした心大血管リハも開始し、早期リハビリテーションから維持期リハビリテーションまでを行っていきます。また、当院では訪問リハビリテーションも行っています。
理学療法(PT)
病気やけがによって身体が不自由になった方に対して、座る、立つ、歩くなどの基本的な身体機能の回復を図るために運動療法や物理療法などの手段を用いて個別に指導を行います。
呼吸療法認定士の資格を有したPTが呼吸器リハを行っています。
作業療法(OT)
生活の質の向上を目的として日常生活動作の自立のために、各種動作訓練を行います。
例)
・上肢機能訓練:運動療法に加え、道具を用いて作業を行う練習をします。
・寝起きの動作、食事、着替え、トイレ、入浴等、個々にあわせた動作方法を指導します。
・動作を補うための、道具(自助具)の工夫を行います。
・自宅退院を目標とした、手すりを付ける位置等、家屋調整についての指導を行います。
言語聴覚療法(ST)
言葉の不自由な方のために、言語機能訓練を行うことによりコミュニケーション能力の向上を図ります。
また、食べる、飲み込むことに問題のある方(嚥下障害)が、より安全に食事を摂っていただけるように嚥下の検査を実施し指導や訓練を行います。