理念
あたたかい思いやりとまごころを大切にします
使命
昭和45年に個人病院としてみやこ町に開院した京都病院は、平成5年に麻生グループの医療法人となり名称も医療法人博愛会と変更されました。理事長は初代冨永喜久夫から神野崇、岡松秀ーを経て令和5年12月からは4代目として山本英彦が就任致しました。
この間、平成10年に丹下健三氏設計の老人保健施設博愛苑、平成20年には飯塚市より頴田病院を委譲され、現在の医療法人博愛会の原型が形作られました。医療業界全体が少子高齢化による人口構成の変化、医療保険政策の改訂、コロナ感染症のパンデミックなどの周囲環境の変化する中で、博愛会は「医療・介護を通じて地域貢献~あたたかい思いやりとまごころを大切にします~」を基本方針として周辺地域にお住まいの皆様、関係医師会や行政にもご協力を得ながら、理想の医療に近づけるよう変革を行ってきました。
まずは建物からと京都病院は平成13年に新棟竣工しました。施設内の清掃から始めて入居者の数を順調に増やしてきた博愛苑に加え、グループホームやデイサービスセンターなど時代が必要としている施設を加え地域のニーズに応えてきています。頴田病院は平成24年に新棟竣工となり新しい施設での診療に加え、訪問診療に力を入れ、現在では筑豊地域では最多の訪問患者数を誇ると共に、全国から家庭医を目指す若い医師に研修の場を提供することで全国に家庭医を輩出しています。
私も飯塚病院で30年以上専門医として診療の他に、長年にわたり郡市医師会や県医師会の理事を務めさせていただき、時には行政とも力を合わせた医療改善活動に従事して参りました。今後もこれまでの経験を活かして、地域が必要とするニーズを的確に把握し、最適な地域の医療・介護サービスを提供していきたいと考えております。これまで同様、皆様方からのご意見ご指導を宜しくお願い致します。
医療法人博愛会
理事長山本 英彦
平成30年4月に院長として着任いたしました。まずは自己紹介をさせていただきます。
福岡県飯塚市の出身です。平成2年に長崎大学医学部を卒業後、これまでに九州大学病院、広島赤十字・原爆病院、九州厚生年金病院(現JCHO九州病院)、大分県立病院、飯塚病院で循環器内科医として循環器疾患(主に急性心筋梗塞・狭心症などの虚血性心疾患や心臓弁膜症、心不全、不整脈など)の急性期医療に携わってきました。
この度、博愛会理事長岡松先生からのお誘いと飯塚病院院長増本先生のご推挙により、この京都病院に院長として勤めることになりました。京築地区の地域医療に貢献して参ります。よろしくお願いいたします。
趣味は、登山と音楽鑑賞です。主に英彦山やくじゅう連山を登っています。数年前から年1回程度ですが、北アルプスや南アルプス登山にも挑戦しています。みやこ周辺には平尾台をはじめ馬ヶ岳、御所ヶ岳など魅力的な山が多く、これらの山を歩くのも楽しみです。
また、この地域の歴史にも興味がありますので、これから勉強していきたいと思っています。音楽との関わりについては長くなりますので、別の機会にご紹介することにします。
京都病院では昨年度から医療療養病床の一部を地域包括ケア病床に転換し、長期療養入院のみならず短期入院の患者さんも受け入れて、ご自宅で安心して暮らせるよう在宅復帰へ向けての治療・支援を行っています。
医療・看護・介護を通して地域社会に貢献することが我々の使命です。その為に、地域の皆さんにとってより身近な医療、より開かれた医療をご提供できますよう尽力いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
医療法人博愛会 京都病院
院長中池 竜一